




現在、日本は世界でも有数の長寿国となりました。しかし、その一方で高齢者医療費の増大は医療保険制度の崩壊を招きかねないものとなっています。この危機的な状況を回避するために、厚生労働省は、疾病の予防に重点を置いて国民の健康増進を進めています。そして、こうした国の施策を支える重要な職種として位置づけられているのが、栄養指導、運動指導の豊富な知識とスキルを備えたエキスパートです。病院、老人保健施設はもちろん、官公庁、企業、学校などにおいて、管理栄養士や運動健康指導士の活躍が求められています。
松本大学の人間健康学部は、こうした時代の要請に応える形で2007年度にスタートしました。本学部は医療、栄養、運動の各分野における優れた教員と、最新の設備を整えています。この恵まれた環境のもと、学生たちは思う存分、学業に専念することができます。幅広い知識の修得と豊富な実習、さまざまな体験や発見の喜びを感じながら、社会に貢献するという志を育み、地域で活躍できるエキスパートへと成長してください。




健康栄養学科は、管理栄養士養成を中心に食と栄養から健康づくりを支援するプロフェッショナルを、スポーツ健康学科はスポーツ科学をベースに健康運動指導士など健康づくりのエキスパートの輩出を目指しています。なかでも本学部の特徴は、キャンパス内に留まるのではなく、地域と連携しながら実践的な学びを深める点にあります。市町村や老人保健施設と連携したアウトキャンパス・スタディや社会で活躍する方々を招くサポーター教員制度などを通して、健康づくりの実際の現場で生かせる能力を磨いていきます。


2つの学科では、社会で即戦力としての活躍を目標に、理論と実践が結びついた人材教育・育成システムを導入。学生それぞれの能力向上を目指して、少人数クラスで一人ひとりの顔が見える指導体制を整えています。また、実験・実習・実技については適正規模の人数になるようクラス分けを行い、きめ細かな指導を実施。学生一人ひとりが課題意識をもって授業に取り組み、専門性を深めることのできる環境を提供しています。幅広い知識と実践力を身につけ、地域社会発展の担い手となる人材を育てます。




健康づくりに関わる指導者は、子どもや中高齢者、患者などへの説明や医師・看護師とのミーティングなどを日常的に行います。したがって、単なる専門知識や技術だけではなく、臨機応変に対応できる柔軟性やコミュニケーション能力が求められます。両学科では共通で学ぶ教養科目があります。人文・社会・自然科学を学ぶヒューマン・ベイシックス科目群、情報技術・外国語を学ぶコモン・ベイシックス科目群、実技中心の体育系科目群、就職に役立つ社会教養科目群の4分野を設け、多角的に教育を行っています。
